Seasar Conference 2009 Whiteでデモできなかったこと

先週の土曜にSeasar Conference 2009 WhiteでYmirに関してお話しさせていただきました。事前アンケートの結果ではかなり聴講者が少ない見込みでしたが、僕が会場入りした時一人もいない状況でしたが(笑)、事前のid:jfluteさんの宣伝効果もあったのか最終的には思っていたよりは大勢の方々が聴講して下さってうれしかったです。聴講してくださった方々に感謝します。

さてセッションではデモをたくさん行なう予定でしたが、Power Point Viewerの使い勝手の悪さのせいか、はたまた北欧神話の話で大分脱線してしまったせいか、デモを十分行なうことができませんでした。というわけで、デモしたかったことをここに書いてみたいと思います。

「おまけデモ:Ymirだけじゃないよ」


Ymir開発支援Eclipseプラグイン「Vili(ヴィリ)」はYmirプロジェクトの生成機能を持っているわけですが、何も生成できるのはYmirプロジェクトだけではありません。プロジェクトの雛形(スケルトン)さえ用意すれば、どんなプロジェクトでも生成することができます。

例えばT2 Framework。こんな感じでイケます。(ちなみに試すにはViliの他に、m2eclipseまたはm2eclipse-lightプラグインMaven Additionalプラグイン、WebLauncherプラグインが必要です。これらのセットアップ方法については「セットアップ」を参照して下さい)

まずは普通に新規プロジェクトダイアログを開いて「Viliプロジェクト」を選択します。

「Next」を押して「プロジェクトスケルトンの指定」画面を表示し、「テンプレートから選択する」のチェックを外します。

するとグループIDとアーティファクトIDを直接入力できるようになりますので、グループIDに「org.seasar.ymir.skeleton」、アーティファクトIDに「t2-skeleton-generic」と入力します。

ちょっと時間が経つと「Next」が押せるようになりますので、「Next」を押して「Viliプロジェクトの作成」画面を表示し、プロジェクト名とルートパッケージ名を入力します。ここではそれぞれ「t2-example」「com.example」としました。

「Next」を押して「プロジェクト設定の指定」画面を表示し、ビューやデータベースに関する情報を設定します。ここでは特に何もしません。

最後に「Finish」を押すと、プロジェクトが生成されます。

WebLauncherのための設定情報も同時に生成され、かつm2eclipseとMaven Additionalプラグインが動作して依存Jarを自動的にsrc/main/webapp/WEB-INF/libに展開してくれますので、このままWebLauncherで起動可能です。

Viliのメニューの「トップページをサーバで表示」でアクセスすると…。

こんな感じで表示されます。

というわけで、T2を試してみたい方もぜひViliをお試し下さいませ(笑)。